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「ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』」(徳間書店)

¥1,540 税込

送料が別途¥180かかります。

以前からちらほら話をしていました「逃げる技術」が8/21に発売される運びとなりました。
「逃げる」というのは我々日本人にとってはネガティブなイメージで語られることが多い行動なのですが、実は「自分を守るための大切なスキル(技術)」であり、かつ、「逃げる」という選択肢を持つことが人生において余裕をもたらしてくれ、かつ、自分らしい生き方をするために非常に役立つ方法なのです。

「逃げることは恥」と思い、ぎりぎりまで頑張ってしまうような方にはもちろん、今のご時勢の中で苦境に置かれている方にとって、新たな扉を開く一助になれば幸いです。

※なんと発売日に講演会を会場(東京)とオンライン(zoom)にて同時開催します!
>東京/オンライン:8/21(金)19:30-21:00 新刊発売記念講演会「逃げる技術」販売会&サイン会を開催!


【概要】
【逃げる】とは【自分を守るための大切なスキル】であり、【新しい世界の扉を開くカギ】である。
あなたは「逃げる」ということについてどんなイメージをお持ちでしょうか?
「逃げたらあかん」
「逃げたら負け」
という思いに縛られていませんか?その一方で、
「逃げるが勝ち」
という格言もあります。

一旦、本を閉じていただいて考えてみてください。

「逃げるとは○○である。」

できれば5~10個くらいは○○に当てはまる言葉を見つけていただきたいと思います。

一般的に「逃げる」というと、負けたような気がする。弱い感じがする。かっこ悪い。卑怯な気がする。情けない気持ちになる。といったネガティブなイメージがどうしてもついてきているような気がします。
けれど、これは日本人に強い価値観で(これは戦前・戦中の軍国主義が大きく影響しているように思います)、海外に行くと「逃げる」ことは無駄な勝負を避けることとなり「勇気ある偉大な選択だ」という風に捉えられることも多いそうです。
逃げることをタブーにしてしまうと、私たちは「逃げる」という選択肢を持つことができず、無理に頑張りすぎてしまいますね。そうするとどうなるでしょうか?
どんどん追い込まれ、余裕を失い、ますます苦境がやってきます。そして、想像の通りですね。独りで背負い込んでつぶれてしまうのです。

でも、よほど追い詰められたら逃げてもいいけれど、まだまだ今の自分は逃げるべきじゃない!そんな風に思われますか?

私が思う「今すぐ逃げてもいい人たち」はこんな感じです。

□ 仕事がいやで仕方ない
□ 今の人間関係に嫌気がさしている
□ この家族と一緒にいると苦痛しか感じない
□ 学校へ行きたくない
□ 友達グループにいても全然楽しくない
□ 正直、このグループに属していても気分が悪いだけだ
□ 正面切って人と向かい合えない
□ 就職したくない
□ 受験したくない
□ 気力がわかない
□ パートナーと別れたいのに別れられない
□ 人に頼りたいのに頼れない
□ 朝起きると体が重たい。しんどい。
□ 日曜日の夜が憂鬱で仕方がない。

え?そんな程度で?と思われるかもしれません。みんなそうじゃないの?と感じるかもしれません。もし、そう思われるならば、あなたは相当我慢強く、そして、自分に厳しく、かつ、自分を追い詰めている最中なのかもしれません。
新型コロナウィルスの拡大でステイホームが叫ばれ、在宅勤務を経験された方も少なくないと思います。満員電車や決められた時間に出社する必要がなくなり、それぞれ思い思いのペースで日常を送っていた方から「なんか、人間らしい毎日を送れているような気がする」「今までいかに無理して頑張ってきたかが分かった」「案外、在宅でも仕事ができることが分かったから、このままでいいのに」などの声をたくさん聴きました。しかし、日常が戻る中で再び満員電車に詰め込まれた時、どう感じたでしょうか?「こんな生活はやっぱり嫌だ!もっと自由になりたい!」と感じられた方も少なくないのではないでしょうか?
でも、そのすぐあとに「そんなこと言っても仕方ない。働かなければ食べていけないし、自分のような取り柄のない人間は独立してやっていく力もないし」などと自分に言い聞かせていませんか?
「そんなわがまま言ったって始まらない」と何か大切なものをあきらめようとしていませんか?

そこでちょっと立ち止まって考えていただきたいのです。
「本当にこの生活を続けていくほかないのだろうか?」
「この先ずっと、このようなしんどい毎日を送るほかないんだろうか?」
「自分は本当はどんな生き方が向いているのだろうか?」

その答えから目を逸らさずに直視してみませんか?あきらめずに、自分の心の声に真摯に向き合ってみませんか?
そんな思いを感じられた方にこそ、「逃げる技術」は大いに役立つものと思うのです。
つまり、本書で提案する「逃げる技術」はある人にとっては「人間らしさを取り戻す技術」になります。自分の心とつながり、自分らしい毎日を送るためには時に勇気を持った決断が必要です。その決断を支える心の在り方が「逃げる技術」なのです。

「逃げる技術」とは“新しい世界に移行するチャレンジである”と考えます。今までなんとなしに「みんながしているから」と周りの人と同じ行動をとってきた方にとって、逃げる技術は自分らしさを取り戻し、新しい世界の扉を開くヒントを大いに与えてくれます。
もちろん、「逃げなきゃだめだ!」と強く推奨するわけではありません。「逃げる」という選択肢を持つことをこの本ではお勧めしているのです。
「逃げることもできるけれど、自分はもう少しこの世界で頑張りたい」と思われるのであれば、それは素晴らしい選択です。しかし、「逃げることが悪いことではない」という選択肢を持ったあなたは、今の職場から、今の不毛な夫婦関係から、今の面白くない人間関係を堂々と捨てて、新たな世界に踏み出すことができるでしょう。
私はカウンセラーとしてかねてから「自分らしい生き方とは何か?」というテーマをクライアントさんと一緒に考えてきました。もし今の状況が自分らしさを損ねるものであるならば、その状況から胸を張って「逃げること」を提案してきました。
それは仮に経済的な安定があったとしても、心が死んでしまっていたら、楽しみや喜びは得られません。確かに生活は営むことができたとしても、それは単に漠然と生きているだけで、ほんとうにイキイキしているとは言いがたいと思うのです。
本書では、そんな現状に不満足を感じ、もっと自分らしい生き方をしたいと望む方に向けて書き下ろさせていただいた本です。本書を通して「逃げてもいいんだ。全然それは恥ずかしいことではないんだ」と感じていただき、さらに「自分らしい生き方をするために今、何ができるだろうか?」を考えていただく機会にしていただけたらと思っています。
そして、いざ逃げることを選択されたならば、そんなあなたを勇気づけるたくさんの事例を紹介させていただきました。

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