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『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

¥1,430 税込

送料が別途¥180かかります。

「頑張ってるんだけどなあ、なんか報われないなあ・・・」
「気ばかり使って人間関係に疲れちゃうんだよなあ・・・」
そんな思いはありませんか?

〇人の気持ちを察するのが上手な人
〇相手の気持ちを考えすぎてしまう人
〇良かれと思って誰かのために頑張っちゃう人
〇空気を読んで行動することができる人
〇平和主義者な人

そんな皆さんのために書き下ろしました。
私たちカウンセラーにも意外と多いんですよね。このタイプの人。

誰かのために、良かれと思って、頑張って(時には無理までして)いるのに、周りの人は気付いてくれなかったり、認めてくれなかったり、時には、無下に扱われたり。

そうすると虚しくなったり、悔しかったりしてしまいますよね。

「まだまだ足りないのか!」と自分を責めてしまう人もいるかもしれません。

特に「人の気持ちが分かる人」はそんな思いを随所にしているような気がします。
本書では「お察し上手な人」として紹介しています。

ある人は仕事を丸投げされ、迷惑をかけてはいけないからと一人で頑張ってこなしていました。その結果、どんどん難しい仕事がやってくるようになり、手が回らなくなったのですが、お願いできる人が周りにいなくて行き詰ってしまいました。

ある人は周りの人が忙しいのを察して、良かれと思って苦手なパソコンの研修に行ったのに上司からはぶつぶつ文句を言われてしまいました。

ある人は前例がなく複雑な業務を何とかしようと一人でこなしていたところにトラブルが発生しました。しかし、上司からは冷たく「自分で何とかしてくれ」と言われてしまいます。

ある人は職場に迷惑をかけないように体調が悪くても頑張って出社していたところ、職場の人たちには「休まなくても大丈夫な人」と認識され、有給休暇も取りにくくなってしまいました。

ある人は家業を手伝っていましたが、シングルマザーで外で働いている姉の方が評価される理不尽さを味わっていました。彼女の仕事も大変なのに周りの人の気持ちを察して動いているのに、全然家族からは理解されていません。

ある人は職場環境を良くしようと5年も会社に働きかけていたのに聞き入れてもらえず、パっと出の上司にその意見を横取りされてしまいました。この期間の頑張りは何なのか?と虚しくなってしまいます。

夫婦関係をよくしようと気を使って動いていたらそれが裏目に出てしまい、「なんでそんなことするの?」と怒られてしまった人もいます。

また、お母さんを楽にしてあげようと家事を手伝ったら、お母さんのやり方とは違ったらしく「もうしなくていい」と冷たく言われてしまった人もいます。

仕事が忙しい彼氏を気遣って「今週は会わなくてもいいよ」と伝えたら、違う意味に受け取られて機嫌を損ねてしまった人もいます。

習い事の先生が困っていたので助け舟を出したら、プライドに触ってしまったようで逆ギレされた人もいます。

皆さんはそんな風に「良かれと思って行動したのに報われない体験」をしていないでしょうか?

人の気持ちを考える、人の気持ちが分かる、というのは間違いなく長所です。
それができる方は優しく、また、気遣いができ、その場を安心、安全なものにできる才能を持っています。

しかし、それがある条件下では「短所」になってしまうんです。

相手の気持ちを考え、良かれと思って行動して、でも、それが裏目に出てしまったとしたら、ものすごく虚しいし、悔しいし、やるせないですよね?

特に今の時代は「場の空気を読め」と言われることが多いですね。
だからこそ、本来ならば人の気持ちが分かる人が大活躍できるはずなのに、それがむしろしんどいこと、自分を追い詰めることになってしまいます。

「もっと鈍感だったら良かったのに・・・」

そう思ったことはありませんか?

人の気持ちが分かるからこそ、陥りがちな罠があります。

自分は大丈夫だから、と思い込んで、他人を優先し過ぎていませんか?
その思いが人間関係を疲れさせるものになります。

自分のことを放置し過ぎて、誰かのために頑張りすぎていませんか?
私のクライアントさんには、後輩や上司の仕事のサポートで一日のほとんどの時間が過ぎ、自分の仕事に取り掛かるのは定時を過ぎてから、なんてツワモノも珍しくありません。

上司の性格を理解し、その気持ちを察して行動していたら、トラブルが起きたときに全部彼女のせいにされるなんて理不尽な目に遭った方もいらっしゃいました。

人のために、その気持ちお察して、良かれと思うことを行動に移すことはとても素晴らしい長所ですし、能力です。

しかし、お察し上手な方はそのやり方がうますぎて周りの人たちには気付いてもらいにくいのも事実です。
なぜならば、いつもその行動はさりげなく、自然である上に、あまり自己PRが得意じゃないからです。
自分のやったことをアピールすることで、相手の気分を害するんじゃないか?というところまで考えてしまうのです。

セミナーやセッションでも「そこまで考えているの!?すごい!!」と声を挙げてしまうことがよくあります。

まるで将棋や囲碁の棋士のように何十手先まで読んでいる感じです。
それでは疲れてしまいますよね?

そんな方々の気持ちを楽にし、その素晴らしい長所をちゃんと長所として活かせる方法をご紹介したのが本書です。

お察し上手な方は「他人軸」になりやすいんです。
相手の気持ちが分かるし、自分は大丈夫と思い込んでいることが多いから。

そうすると相手に振り回されたり、期待したりして、どんどん疲れてしまいます。
その人はあなたのように人の気持ちを察することがあまり得意ではないからです。

だから、「自分軸」を取り戻していきましょう。
そのための考え方や実習をたくさん紹介しています。

ブログでもよく登場する「鬼畜生になる方法」や「自分軸になるアファメーション」、「上手な自己PRの仕方」から「自分で自分の価値をちゃんと認める方法」まで、本書の後半はそんな方法ばかりです。

そして、今回の本で最もお伝えしたいのは

「人の気持ちを察することが上手なあなたは“愛の人”であり、“癒し人”である」

ということです。

私のカウンセリングやセッションはすべて「愛」をベースにしたいと思っています。
人の気持ちを察することができる方は、人への愛が人一倍強い人です。

だから、その行動をすべて愛を持って読み解いていきます。
愛があるから頑張ってきたんです。
愛があるから人のために自分を犠牲にしてきたんです。
愛があるから相手の気持ちを察し、相手を気分よくさせようとしてきたんです。

そのことにぜひ気付いていただきたいと思い、最終章にかなりの文字数をかけました。

お察し上手な人は家庭を救い、職場を救い、その人がいる空間を居心地の良いオアシスに変えることができる才能を持っています。

かけがえのない素晴らしい才能なのです。

それを自覚し、自分軸の元で活かすことができたとするならば、もしかしたら、日本が、世界が変わるかもしれません。
それくらい深く、豊かな愛を今すでに持っていることをお伝えしたいのです。

今回の本もまた「読むだけで心が癒されるように」という思いで書き下ろしました。
否定的な言葉をなるべく使わず、前向きで、安心できるような言葉を選びました。
そして、時には胸が熱くなって涙が出てきてしまうような逸話も紹介しています。

ぜひ、自分のすばらしさに気付き、それを活かして頂けたらと思っています。

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