根本裕幸の著作を根本自身がサインして皆様のお手元にお届けする「サイン本屋さん」です。
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『いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本』(ディスカバー21)
¥1,540
『自分を幸せにさせない「罪悪感」を「愛」でゆるす方法。』 * 20年以上前くらいのことでしょうか。 私の師匠たちが「日本では罪悪感のことをがっつり書いた本ってないんや」と話してまして、当時から「いずれは本を書きたい」と密かに思っていた私は、罪悪感をテーマにした本を書くのが夢のひとつとなっていました。 罪悪感。 私のせいだ。私が悪い。と思わせる感情。 何かと申し訳ない気持ちになり、「ごめんなさい」と思わせる感情。 自分を幸せにしないように、自分を傷つけるような行動や思考を作り出す感情。 人との間に壁を作り、外側を綺麗に飾っていても、内側は牢獄のような世界を作り出す感情。 何か問題が起きたとき、物事がうまく行かなかったときに「自分がいけなかったんじゃないか?」と思わせます。 自分は幸せになってはいけないような気がする。 いつも自分を追いつめるような行動をしてしまう。 気が付けば自分を傷つけることをしている。 幸せになりたいのに、なぜか、幸せになれない相手を好きになってしまう。 成功したいと思って頑張って来たのに、あと一歩のところで潰れてしまう。 自分は穢れている。 自分は毒のような存在だ。 自分なんていないほうがみんなは幸せだ。 そういう思いを起こさせる感情。 結果、うまく行かない恋ばかりを繰り返してしまう。 夫婦間に問題が絶えない。 頑張って仕事をしているのに報われない。 どんどん過酷な仕事が増えている。 きついことばかりを言ってくる友人ばかりと付き合っている。 お酒を飲み過ぎたり、ギャンブルがやめられない。 ハードワークが癖になってしまい、休むことを忘れている。 そんな現実が目の前に現れます。 そんな現実を何とかしようと奔走します。 けれど、こんな自分を助けてくれる人なんていない、と思い込み、一人で問題を抱え込みます。 もちろん、助けを求めることもできません。 自分のせいなんだから、自分ひとりで何とかしなきゃいけないと、ますます自立を加速させます。 そして、時には強がります。 自分が悪い、と思えば思うほど、自分が背負う補償も大きくなります。 だから、「正しさ」を主張しなければなりません。 誰かのせいにします。 自分を攻撃するように、誰かを攻撃します。 「自分は悪くない」と正当化しないといけないと思い込みます。 だから心の中で起きていることとは裏腹に「ごめんなさい」が言えません。 罪悪感はとても刺激的な感情です。 だから、それを感じ続けることはとても辛く、できるだけ目を背けようとします。 先の正当化もそのひとつ。 「自分は悪くない」と思い込もうとすることで、ちょっと安心します。 けど、もちろん、その罪悪感はなくなりません。 むしろ、そうして目を背け、抑圧しようとした分だけ、罪悪感はより強く自分の存在を主張してきます。 だから、より強い刺激を持ってその罪悪感を麻痺させようとするのです。 それがワーカホリックだったり、アルコールやギャンブル、セックスへの依存を作り出します。 依存症、とまでは行かなくても「よくないと思っているのにやめられないこと」を繰り返させます。 だから、浮気や不倫もそのひとつですし、甘いものをつい口に運んでしまう癖もそうです。 そうして、「自分は悪い奴、ダメな奴」と思い込むようになるのです。 「もし、あなたが今幸せでないならば、あなたは罪悪感を抱えている」 「罪悪感さえなくなれば、人は簡単に幸せになってしまう」 そんな格言が生まれるのです。 そんな「自分」を「ゆるす」ということが求められます。 もう十分自分を罰したじゃないですか。 もう自分をゆるしてあげませんか? もう十分に罪を償ってきたと思います。 もう自分が幸せになることをゆるしてみませんか? 私のセッションではそんな言葉をよく使います。 でも、「ゆるす」って何?どうやるの?と皆さん、疑問に思われます。 「私は悪くない」と思うこと? 「私に罪はない」と思うこと? 分かるんだけど、そうは思えない。 私はたくさん人を傷つけてきたし、自分が悪いという思いから抜け出せない。 そう訴えられます。 だから、「愛」に注目しました。 なぜ、そんなにも罪悪感を抱えてしまうのか? そこには自分が愛した人がいるからではないのか? つまり、愛が強い人ほど、罪悪感も強く抱えてしまうのではないだろうか? * なぜ、母親は子どもが問題を起こしたときに「自分のせい」と思い込んでしまうのだろう? それは子どものことを深く愛しているからに違いありません。 愛しているからこそ、そこに罪悪感を覚えるのです。 自分のことを毒のように扱っているとしたら、愛する人を近くに置きたいだろうか? いえ。その人を愛していればいるほど、その人を遠ざけたいと思うだろう。 罪悪感が強い人はなぜ、自分を愛してくれる人を傷つけようとするのだろう? 「愛」を受け取る資格なんて自分にはないと思うから。 自分は「愛」に背くようなことばかりをしてきたから。 俺はこんなひどい人間だ。俺は罰せられるべき人間だ。俺は最低な奴だ。 その自己破壊的な行動は、そんな彼の心の痛みを主張しているのです。 罪悪感は「愛」を怖れます。 なぜならば、「愛」を感じた瞬間に、それは存在できなくなってしまうからです。 でも、だとすれば、あらゆる罪悪感の問題は、愛をベースに物語を書き換えることができるのではないだろうか? 私はそんな取り組みをずっとしてきたんです。 つまり、「もし、そこに愛があるとすれば?」という問いかけをいつもしてきました。 * 罪悪感はとても強く、根深く、そして、愛が強い人ほど些細なことで感じてしまう感情です。 だから、それを敵とみなし、なくすことを目的にはしません。 上手に付き合い、共存していくことを目的にします。 「罪悪感があったって、あなたはそのままで幸せになれるんですよ」 そんなメッセージを皆さんに贈りたいと思います。 もちろん、私自身も今、それを実践しています。 まだまだ未熟ゆえ、時に罪悪感に絡めとられ、自虐的になってしまうこともあります。 けれど、そんな自分を受け入れ、ゆるし続けていこうと思っています。 そんな思いに共感してくださる同志の皆さんと一緒に、罪悪感と上手に付き合っていく方法をこれからも考え、学んでいきたいと思うのです。 そんな「罪悪感」と真正面から向き合った本が6/14(金)に上梓されます。 私が20年以上、ずーっとずーっと書きたかったテーマがようやく形になりました。 「エピソードの数々を削るのがもったいないと思ったので、ページ数を増やすことにしました。」 出版社の英断により、50ページほど予定より増えました。 そこには罪悪感から愛に切り替える様々な物語を書き下ろしました。 自分に置き換えて読んで頂けると、心が温かくなったり、胸が熱くなったり、そして、気が付けば、登場人物たちと同じように「肩の荷が下りて体が軽くなった」感覚を体験していただけると思います。 いつものように「読むだけで癒される本」を目指して書かせていただきました。 気に入ったら何度も読み返して感じて頂ければ幸いです。
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「感情をひとやすみ。自分を大切にする43のヒント 」(王様文庫)
¥748
2009年にすばる舎より発売された「 こころがちょっぴり満ち足りる50のヒント」を加筆・訂正したものです。 http://www.amazon.co.jp/dp/4883997979/?_encoding=UTF8&camp=247&creative=1211&linkCode=ur2&tag=hiroyurikapro-22 紹介文 心の荷物をおろせば、人生なんとかなるものですよ。 「気になること」からちょっと離れて、休憩しませんか。 後まわしにしがちなことほど、心にとっては大切です。 自分をいたわる時間をつくったり。心がラクになる考え方、見方をしてみたり。 嬉しい気分になれることを、日々の生活にちょっとずつ取り入れたり。 すると不思議なことに、毎日に“心地いい変化”が訪れます。 *小さな「好き」を集めてみる *ときには、自らすすんでダラダラしてみる *自分に「よく頑張ったね、おつかれさま」 *大切な人に「本音」をちゃんと話す *まわりの人はまわりの人、自分は自分 *「そのままで愛される」のを受け入れる *“モヤモヤ”は、定期的に外に出す *もっと人に頼っていい、甘えてもいい ……大人気カウンセラーが教える、「心の休ませ方」。
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「朝9時までに1分間ください。不安が消えて、心が元気になります。」(キノブックス)
¥1,430
朝1分で読めて心が元気になったり、不安が取り除けたり、ほっこりできたり、やる気になったりする「心のエクササイズ」を56種類掲載しています。 ふつうの本より2まわりくらい小さいのでカバンにも収まるはず! * * * 朝はとてもだるいのに忙しい。目覚ましと共にベッドから降りて寝ぼけ眼で洗面所で顔を洗う。時計を見ると「こんな時間!」慌ててシャワーを浴びて髪を乾かしてメイクをする。今日の服をバタバタと選び、パンをかじっただけの朝ごはんを済ませて駅に猛ダッシュ。もっとちゃんとしなきゃいけないのに!もっと朝をゆったりと過ごしたいのに!と思いながら駅に向かう。 この時間のコンコースやホームは当然のように眠たげなサラリーマンやOLでごった返している。いつものように女性専用車両の列に並び、都心に向かう電車を待つ。iPhoneのイヤホンを耳に入れて「パッと目が覚める曲がいいなあ」と探し始めたときにふと気づく。 「あ、今日はあの本を持って来たんだ」 昨夜のうちにバッグに入れておいた黄色い表紙の本を取り出す。ふつうの本よりちょっと小さめの、バッグにもちょうど収まるサイズがいい。しかも、始めから読むんじゃなくてパッと開いたページに書かれている「心のエクササイズ」をやればいいそうだ。まえがきにそう書いてあった。1分で読めてエクササイズができて元気になれるのならありがたいものだ。心のエクササイズ?そんなジャンルがあることは今まで知らなかった。でも、ヨガとか筋トレにエクササイズがあるのだから、心にもあってもいいだろう。 電車がやってきた。女性専用車両は女性しかいないのだけど、やはりみんな痴漢はもちろん、男性の匂いとか気配が嫌でこの車両を選ぶからけっこうな混雑ぶりだ。とはいえ、立ってられないほどではないから自分のつり革を確保して、その黄色い本をパッと開く。 「いつかはこの会社、辞めるんだし」(78ページ) という文字が飛び込んできて「えっ?」と思わず本を閉じてしまった。「確かにそうだけど、そんなこと思っちゃっていいの?」と思って心臓がどきどきして来た。頭の中でその言葉がぐるぐると周りだす。ちょっとビビりながらそのページを開く。「会社を背負ってしまってる・・・」「まじめで誠実な性格が災いして、頑張りすぎてしまう・・・」「気が全然休まらなくなる・・・」ああ、なんで?今の私、そのものだ。これ、間違いなく今の私へのメッセージだ。 「いつかはこの会社、辞めるんだし」そうか。そういう気持ちでいればいいのか。結婚して、なのか、出産して、なのか、他にやりたいことが見つかって、なのか、理由はともかくこの会社に一生いるわけじゃないもんな。そんなに背負って頑張らなくても大丈夫なんだ。 気が付くとなんか心が軽くなっていた。さっきまでのだるい感覚もなくなっている。なんか、すごい。たまたまかもしれないけど、今日のこのエクササイズはヒットだわ。あ、でも、これがエクササイズなの?心の持ちよう、ということではそうなのかな。 目次を見てみる。何か面白そうな項目が並んでいる。全部、読み進めてみたいけど、できれば毎朝こうしてひとつずつやっていくのも悪くない。けど、やっぱり今日の帰りにカフェにでも寄って全部読んじゃおうかな。あ、でも、これ朝9時まで限定か。でも、たぶん、今日、読んじゃうんだろうな。でも、明日の朝も忘れずにこの本を開くことにしよう。 <はじめに> 本来、朝は一番元気な時間帯。 夜の眠りによって肉体的にはもちろん、 精神的にも、疲労が解消されているはずですから。 しかし実際は、 仕事や遊び、またいろいろなストレスによって、 「朝が一番しんどい……」 そう感じる方がとても増えているのではないでしょうか。 皆さんは今朝、 どんな風に過ごしていましたか? 重たい体を引きずってベッドから抜け出し、 時間に追われながらバタバタと準備をし、 眠気と格闘しながら出社していませんでしたか? その一方で、 旅先で、気持ちよく目覚め、 「さあ、今日は何をして楽しもうかな?」 と感じた経験もあるんじゃないでしょうか? もし、今の日常生活を そんな気分で過ごせたら 素晴らしいと思いませんか? 朝を元気に、安定した心で過ごせると、 一日はとても充実したものになります。 それはもちろん、 前日の過ごし方にも影響を受けるものですが、 朝、たった1分の時間で心を整え、 気分を変え、やる気になったり、ほっこりしたりすることも可能なのです。 この本では、そんなシンプルでかつ、 使い勝手のいい心のエクササイズをご紹介しました。 私は心理カウンセラーとして、 さまざまな問題とじっくり向き合うだけでなく、 少しでも心が軽く、 元気になれるような方法をずっと研究して参りました。 この本でご紹介するものも、 数多くのクライアントさんに試していただき、 効果があったり、継続できたりしたものを 「朝用」にアレンジしてご紹介しています。 これらのエクササイズは 朝、通勤電車の中で、 あるいは、出社してすぐの時間帯に使っていただくことを想定しています。 ですから、この本をバッグの中などに入れて 日々持ち歩いていただけたらと思っています。 また、本のはじめから 一つずつチャレンジしていただいてもかまいませんし、 パッと適当に開いたページに書かれたエクササイズに 取り組んでいただいても結構です。 どれを試して頂いてもかならず効果があります。 すっきりした心で 充実した一日をスタートさせていただけましたら幸いです。
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『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)
¥1,430
「頑張ってるんだけどなあ、なんか報われないなあ・・・」 「気ばかり使って人間関係に疲れちゃうんだよなあ・・・」 そんな思いはありませんか? 〇人の気持ちを察するのが上手な人 〇相手の気持ちを考えすぎてしまう人 〇良かれと思って誰かのために頑張っちゃう人 〇空気を読んで行動することができる人 〇平和主義者な人 そんな皆さんのために書き下ろしました。 私たちカウンセラーにも意外と多いんですよね。このタイプの人。 誰かのために、良かれと思って、頑張って(時には無理までして)いるのに、周りの人は気付いてくれなかったり、認めてくれなかったり、時には、無下に扱われたり。 そうすると虚しくなったり、悔しかったりしてしまいますよね。 「まだまだ足りないのか!」と自分を責めてしまう人もいるかもしれません。 特に「人の気持ちが分かる人」はそんな思いを随所にしているような気がします。 本書では「お察し上手な人」として紹介しています。 ある人は仕事を丸投げされ、迷惑をかけてはいけないからと一人で頑張ってこなしていました。その結果、どんどん難しい仕事がやってくるようになり、手が回らなくなったのですが、お願いできる人が周りにいなくて行き詰ってしまいました。 ある人は周りの人が忙しいのを察して、良かれと思って苦手なパソコンの研修に行ったのに上司からはぶつぶつ文句を言われてしまいました。 ある人は前例がなく複雑な業務を何とかしようと一人でこなしていたところにトラブルが発生しました。しかし、上司からは冷たく「自分で何とかしてくれ」と言われてしまいます。 ある人は職場に迷惑をかけないように体調が悪くても頑張って出社していたところ、職場の人たちには「休まなくても大丈夫な人」と認識され、有給休暇も取りにくくなってしまいました。 ある人は家業を手伝っていましたが、シングルマザーで外で働いている姉の方が評価される理不尽さを味わっていました。彼女の仕事も大変なのに周りの人の気持ちを察して動いているのに、全然家族からは理解されていません。 ある人は職場環境を良くしようと5年も会社に働きかけていたのに聞き入れてもらえず、パっと出の上司にその意見を横取りされてしまいました。この期間の頑張りは何なのか?と虚しくなってしまいます。 夫婦関係をよくしようと気を使って動いていたらそれが裏目に出てしまい、「なんでそんなことするの?」と怒られてしまった人もいます。 また、お母さんを楽にしてあげようと家事を手伝ったら、お母さんのやり方とは違ったらしく「もうしなくていい」と冷たく言われてしまった人もいます。 仕事が忙しい彼氏を気遣って「今週は会わなくてもいいよ」と伝えたら、違う意味に受け取られて機嫌を損ねてしまった人もいます。 習い事の先生が困っていたので助け舟を出したら、プライドに触ってしまったようで逆ギレされた人もいます。 皆さんはそんな風に「良かれと思って行動したのに報われない体験」をしていないでしょうか? 人の気持ちを考える、人の気持ちが分かる、というのは間違いなく長所です。 それができる方は優しく、また、気遣いができ、その場を安心、安全なものにできる才能を持っています。 しかし、それがある条件下では「短所」になってしまうんです。 相手の気持ちを考え、良かれと思って行動して、でも、それが裏目に出てしまったとしたら、ものすごく虚しいし、悔しいし、やるせないですよね? 特に今の時代は「場の空気を読め」と言われることが多いですね。 だからこそ、本来ならば人の気持ちが分かる人が大活躍できるはずなのに、それがむしろしんどいこと、自分を追い詰めることになってしまいます。 「もっと鈍感だったら良かったのに・・・」 そう思ったことはありませんか? 人の気持ちが分かるからこそ、陥りがちな罠があります。 自分は大丈夫だから、と思い込んで、他人を優先し過ぎていませんか? その思いが人間関係を疲れさせるものになります。 自分のことを放置し過ぎて、誰かのために頑張りすぎていませんか? 私のクライアントさんには、後輩や上司の仕事のサポートで一日のほとんどの時間が過ぎ、自分の仕事に取り掛かるのは定時を過ぎてから、なんてツワモノも珍しくありません。 上司の性格を理解し、その気持ちを察して行動していたら、トラブルが起きたときに全部彼女のせいにされるなんて理不尽な目に遭った方もいらっしゃいました。 人のために、その気持ちお察して、良かれと思うことを行動に移すことはとても素晴らしい長所ですし、能力です。 しかし、お察し上手な方はそのやり方がうますぎて周りの人たちには気付いてもらいにくいのも事実です。 なぜならば、いつもその行動はさりげなく、自然である上に、あまり自己PRが得意じゃないからです。 自分のやったことをアピールすることで、相手の気分を害するんじゃないか?というところまで考えてしまうのです。 セミナーやセッションでも「そこまで考えているの!?すごい!!」と声を挙げてしまうことがよくあります。 まるで将棋や囲碁の棋士のように何十手先まで読んでいる感じです。 それでは疲れてしまいますよね? そんな方々の気持ちを楽にし、その素晴らしい長所をちゃんと長所として活かせる方法をご紹介したのが本書です。 お察し上手な方は「他人軸」になりやすいんです。 相手の気持ちが分かるし、自分は大丈夫と思い込んでいることが多いから。 そうすると相手に振り回されたり、期待したりして、どんどん疲れてしまいます。 その人はあなたのように人の気持ちを察することがあまり得意ではないからです。 だから、「自分軸」を取り戻していきましょう。 そのための考え方や実習をたくさん紹介しています。 ブログでもよく登場する「鬼畜生になる方法」や「自分軸になるアファメーション」、「上手な自己PRの仕方」から「自分で自分の価値をちゃんと認める方法」まで、本書の後半はそんな方法ばかりです。 そして、今回の本で最もお伝えしたいのは 「人の気持ちを察することが上手なあなたは“愛の人”であり、“癒し人”である」 ということです。 私のカウンセリングやセッションはすべて「愛」をベースにしたいと思っています。 人の気持ちを察することができる方は、人への愛が人一倍強い人です。 だから、その行動をすべて愛を持って読み解いていきます。 愛があるから頑張ってきたんです。 愛があるから人のために自分を犠牲にしてきたんです。 愛があるから相手の気持ちを察し、相手を気分よくさせようとしてきたんです。 そのことにぜひ気付いていただきたいと思い、最終章にかなりの文字数をかけました。 お察し上手な人は家庭を救い、職場を救い、その人がいる空間を居心地の良いオアシスに変えることができる才能を持っています。 かけがえのない素晴らしい才能なのです。 それを自覚し、自分軸の元で活かすことができたとするならば、もしかしたら、日本が、世界が変わるかもしれません。 それくらい深く、豊かな愛を今すでに持っていることをお伝えしたいのです。 今回の本もまた「読むだけで心が癒されるように」という思いで書き下ろしました。 否定的な言葉をなるべく使わず、前向きで、安心できるような言葉を選びました。 そして、時には胸が熱くなって涙が出てきてしまうような逸話も紹介しています。 ぜひ、自分のすばらしさに気付き、それを活かして頂けたらと思っています。
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「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)
¥1,430
今の私のカウンセリングやセミナーの大きな柱である「ライフワークを生きる」(=自分らしく生きる)をテーマにした本が出版されました。 ベストセラーになった「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」の続編と言ってもいいのがこちらの本です。(もちろん、どちらから読んで頂いてもOKです。)https://www.amazon.co.jp/dp/4866670134/?&_encoding=UTF8&tag=hiroyurikapro-22&linkCode=ur2&linkId=44f7a65972d6e7e051d5468c08608644&camp=247&creative=1211 【この本で学べること。得られるもの。】 「ライフワーク」というテーマがここ数年の私のテーマです。 ライフワークというと一般的に「仕事」が浮かぶと思います。自分がイキイキとできる仕事、幸せを感じられる仕事、自分らしい仕事、大好きな仕事etc…。 それは確かにそうなのですが、その一方で、「仕事だけがうまく行っても・・・」という思いも常にありました。 社会的には成功者なんだけどプライベートは孤独な人って皆さんも聞いたことがあるでしょう? 会社ではガンガン仕事して、みんなから称賛されているのだけど、家に帰れば冷たい家庭が待っているような。 私もそういう方に何人も会ってきました。 男性だけじゃなく、女性にも。 それでほんとうに「幸せって何だろうな?」って考えるようになったのです。 また、最近は仕事ではなく、趣味に生きがいを見つける人も増えていますよね。 そして、私のクライアントさんの中には専業主婦がライフワークという方もいらっしゃいますし、「恋に生きる女」というのもステキなことだと思います。 そういう方々を見て来て、ライフワークというのは、仕事を軸にするのだけど、家庭やパートナーシップ、友人、趣味やお金、健康など、自分の生き方そのものを自分らしくデザインすることなんじゃないか?と考えるようになりました。 だから、今回のタイトルは「自分らしい生き方を見つける」となっています。 つまり、ライフワークを見つけるということは、同時に、自分が幸せだと感じられる、自分らしい生き方を見つけることに他なりません。 どんな仕事をして、どんな家庭を築いて(あるいは築かずに)、どんな趣味を持ち、どんな風に友達と遊ぶのが自分らしい生き方なのか? それについてじっくり向き合って見ませんか?というのが、最近の私のカウンセリング・スタイルであり、セミナーでお伝えしていることです。 * そもそも私自身、かつて一般企業に就職した際には劣等感を随所に感じていました。 毎日会社に通うのが苦痛で、どうして自分は適応できないのだろう?なぜ、他の人ができることが自分にはできないのだろう?と悩んでばかりいました。 当時は「自分はまだまだ幼い、未熟だ。もっと頑張らなきゃダメだ。」と自分を責めていたのですが、だんだん「このサラリーマンという仕事のスタイルが自分に合わないだけではないのか?」と思うようになってきました。 じゃあ、自分に合う生き方ってどんなものなんだろう?と試行錯誤をしました。 ・仕事は誰かに管理されるのは嫌だ。もっと自分のペースでやりたいし、好きなことにエネルギーを注ぎたい。 ・自分はとても不器用なので、周りの人間と波長を合わせて行動することが苦手だから、一人で自由に動ける方が向いている。 ・毎日同じことをしていると飽きてしまう性質だから、日々変化のある仕事の方が合っている。 ・人が好きだから、人に会い、人と話をし、人の役に立つような仕事が好きだ。 ・妻や家族と過ごす時間もすごく大事にしたいし、できれば公私混同して、仕事もプライベートもあまり線引きしたくない。 ・友人や仲間と過ごすのも好きだから、そうした仲間たちと遊べる時間もちゃんと作りたい。 ・あちこち旅をするのが好きだから、それを仕事と結びつけられたらどんなにいいだろう? ・文章を書くのが昔から好きだし、人に分かりやすく知識を伝えるのは得意だから、本を書いたり、講演会をしたりする生活がしたい。 そんな「私らしさ」を見つけていきました。 そして、何とかそれが現実の生活にならないかに今までエネルギーを注いできたのです。 そんな自分自身の体験があり、また、クライアントさんやセミナーの参加者の皆さんと共に、そういう生き方をする方法をあれこれ模索してきた結果を一冊の本に編んだのが、本書「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」です。 * さて、自分らしい生き方を見つける、ライフワークを見つけるカギは何でしょう? それは「自己肯定感」だと思っています。 私たちには「個性」があります。個性すなわち、自分らしさと思っていただいていいのですが、図のようにいびつな形をしているものです。 いいところもあり、そうでないところもあるのが私たちです。 それを「それが私なんだよね」と受け入れることが「自己肯定感」です。 しかし、私たちは幼少期から今まで「嫌われないために」「迷惑をかけないように」「うまく行くように」「ちゃんとできるように」などの理由で、「理想的な自分」を目指して長所を削り、短所を直そうとしてきました。 目立ちすぎると嫉妬されるし、攻撃される、と思った人は、影を潜め、大人しく振る舞おうとします。 明るくないと嫌われる、根暗だと言われる、と思った人は、元気で活発なキャラクターを演じようとします。 自由にしていたら「わがままだ」とダメ出しされた人は、周りの目を気にして空気を読むようになります。 ナマケモノでだらしがないと怒られてきた人は、頑張り屋さんになってハードワークするようになります。 人に気を使わないとうまく行かない、と思った人はいろんな人に気を使って疲れてしまったかもしれません。 でも、それが私、なのです。 そして、私たちの長所は誰かの役に立つものであり、短所は誰かがあなたの役に立つものです。 直す必要は、ほんとうはないのです。 「自分らしい生き方」というのは、そんな自分のありのままの姿を知り、それを肯定しながら生きる方法とも言えます。 本書では、そうした自己肯定感に基づいて「自分らしい生き方」を探る手段を詳しく、実際の事例をたくさん紹介しながら書き上げました。 だから、この本を読み進めていくと自然と自己肯定感があがり、「なんだ、特別なことをしなくても、何者かにならなくても、そのままの自分で十分行けるじゃないか?」という思いを得られることと思います。 * 「本当にしたいことは何?」という問いかけを本書ではたくさんしています。 私のセッションでも、例えば夫婦関係の改善が目的で訪れた奥さまにも、職場の人間関係に行き詰っている方にも、親子関係に悩んでいる方にも、その問いかけをしています。 直接、相談したいこととは関係ないように見える問いですが、私のカウンセラーとしての経験上、ライフワークを生きる(自分がしたいことをして生きる)というテーマから今の問題を見ていくと、解決への糸口がよく見えてくるように思うのです。 例えば、離婚問題を抱えていらっしゃる奥様。 旦那さんには女性の影もあります。 何とか取り戻そうと頑張っているのですが、行き詰ってしまいました。 その時に「本当にしたいことって何?」という視点から自分自身を見つめ直していきます。 ある奥さんは「ほんとうはもっと仕事をしたかった」とか「自分の趣味に打ち込める時間が欲しい」という答えを返してくれます。 その時、私は「まずは、それをやってみませんか?」という提案をします。 好きなことややりたいことをやっていると(それはすなわち自分らしく振る舞っている瞬間に他ならないのですが)、私たちは本来の自分が解放されて、どんどんイキイキとしてきて、雰囲気や表情も変わり始めます。 旦那さんのことを考えると気が重たくなる一方で、それがあるからこそ、その好きなことをやっている時の充実感や喜びもまた大きく感じられるものです。 そうするとそれまでよりぐっと自分の魅力が高まっていくと思いませんか? ずっとキラキラして、女性としても魅力的になり、自信を付けていった時に旦那さんと向き合うと、今までとは違った考え方やアプローチが使えるようになります。 例えるならば、ロールプレイングゲームで、あるステージのボスキャラを戦う前に、他の敵キャラとたくさん戦ってHP/MPをあげたり、装備を強くしたりするようなものです。 その方が、一気呵成にボスキャラのいる城に突入するよりも、ずっと攻略できる確率は上がると思うのです。 そんな風に自己肯定感をあげながら「自分がしたいこと」「好きなこと」「欲しいもの」に素直に、正直になっていくことで、問題も解決しやすくなるのです。 だから、婚活の問題でも、パートナーの問題でも、職場の問題でも、ご近所さんとの問題でも、子育ての問題でも、私はついつい「ライフワーク、ライフワーク」と連呼するようになりました。 そうした考え方に基づいて「自分らしい生き方」を見つけていくプロセスを7日間に分けて紹介しています。 続いて、その構成を紹介したいと思います。 【本書の構成】 自分らしい生き方を見つける=ライフワークを見つけるために、本書では7日間で実現できるように構成しています。 1日目「自分に許可を出す」 自分の気持ちに素直になることは大人になるとなかなか難しいことです。 それは「こうすべき」「こうした方がいい」「あれはダメだ」「そうしない方がいい」のような「思考」が私たちの感情をブロックしてしまうからです。 だから1日目にはそんな思考をちょっと横に置いて、ありのままの自分を受け入れるために、自分の気持ちに素直になったり、ライフワークを生きることを自分に許可したりすること目的にしています。 「やりたいこと、やっていいんだよ」と自分に語り掛けてあげるのです。 2日目「ライフワークに必要な自己肯定感を高める」 自己肯定感というのは「自分」というものを知り、ありのままに受け入れることを意味します。 そのために、できること/できないこと、好きなこと/好きじゃないことを素直に認めると同時に、好きなことやしたいことにエネルギーを注ぐ許可を自分に出していくことが大切になります。 そのために、自分に最高のモノを与える習慣を付けることや、できないことややりたくないことは人に頼むこと、そして、「自分はどうしたいの?」という本音にアクセスする質問を常に自分に問いかけるなどの方法を紹介します。 「できないこと」は「ダメなこと」ではなく「向いていないこと」「自分に合っていないこと」に過ぎないのです。 だから、自己否定を卒業し、「それが私だから」と受け入れることをしていきます。 3日目「ライフワークを生きるための材料を集める」 ここでは私が「ワクワクの源泉」と呼ぶライフワークの基本となる材料や、「問題の影に才能あり」という格言に基づいて今まで自分が抱えた問題から才能や魅力を導き出す方法を使って、自分らしく生きる=ライフワークを生きるための材料を集めていきます。 子ども時代に楽しかったこと、ハマったことを思い出して、自分が喜びや楽しみを感じるツボを探したり、好きなものと嫌いなものをリストアップしてその傾向を知ったり、感動体験や充実体験から自分がワクワクするシチュエーションを考えたりします。 これはまさに「自分」を知る作業そのものです。 また、そもそも「問題」というのは、そこに自分の魅力や才能があり、かつ、「愛」があるから生まれるものだと私は考えています。 だから、問題を客観的に見つめることによって、自分では当たり前だと思っている魅力や才能を引き出すことができるのです。 さらに、その才能や魅力を生かすために、必要に応じて「許し」という手法を使います。その方法についても具体的に紹介しています。 4日目「ライフワークを描く」 3日目に見つけた材料は畑から収穫したばかりの野菜と同じです。 それを読者は「料理人」となって、ライフワークという料理を作るのが4日目です。 料理に様々な種類があるように、ライフワークの描き方も色々ありますが、私が提唱しているのは「ライフワーク・ストーリーを描く」というもの。 自分がワクワクするようなストーリーを描くことによって、自分を「その気」にさせる方法です。 また、その前提として「目標達成型」と「天命追求型」という2つのタイプについて紹介し、自分に合った描き方ができるようにしていますし、またその実現に当たっては「適職」という考え方を紹介して、実現までの道筋を描いています。 ここでは何人かの実例を紹介しながら、読者の皆さんがワクワクしながらオリジナルのストーリーを描けるように導いています。 5日目「心理的ブロックを取り除く」 ストーリーを描くと、ライフワークがより現実的なものとして意識されるようになります。 それまでは遠いところに漠然としていたものが、リアルな姿を現してくるのです。 そうすると、結婚が決まった人が陥るマリッジブルーなどのように、疑いや心配、不安や怖れがどっと出てくることがあります。 また、ストーリーを描き、それを現実化していくプロセスにも、様々な心理的な罠(ブロック)が出てくることも少なくありません。 「ほんとうにそんなことができるの?」「実際にそれで生活できるものなの?」「やっぱり周りの人の目が気になる」等々、自分らしい人生を実際に生き始めると出てくる問題を知り、その対処方法を学ぶのがこの日のテーマです。 これは今までたくさんのご相談を受けて来た私のカウンセラーとしての経験が本当に役に立ちました。 6日目「ライフワークを生きるマインドを整える」 そして、いよいよライフワーク(=自分らしい生き方)の実現のための心を整えていきます。 ライフワークは一人で実現するものではありません。 苦手なところを人にお願いしたり、迷ったときは誰かに相談したり、気弱になった時には応援してくれる仲間の存在も大切です。 また、ライフワーク・ストーリーの実現には時間がかかる一方で、ライフワークを生きている前提で生活することは今すぐに可能なのです。 そうした、心の在り方と具体的な方法について紹介するのが、この日です。 これにより、読者の皆さんはライフワークを生きる一歩目を大きく踏み出します。 7日目「ライフワークを生き始める」 自分らしい生き方を見つけ、それを実現するために歩みを進めるのが最終日です。 おそらく、ここまで読み進め、ワークをやってこられた方ならば、確実にそれまでの自分とは何かが変わっていることに気付けるのではないでしょうか? ここではすでにライフワークを生き始めた人たちにお聞きしたその後の話を紹介したり、どんな風に人生が変わっていくのかを具体的な事例を元にお話ししたりしています。 自分らしい生き方がこんなシンプルに、そして、早く実現できることに皆さんは驚かれるかもしれませんし、今はまだ信じられないかもしれません。 私はカウンセラーとして「人の心」に関するお話を聞き、散々考えてきました。 「心(マインド)」を整えることにより、現実が変わってくること、自分らしく生きることが自分だけでなく周りの人たちを幸せにすることも、実感として持っています。 そんな私の経験を元に、皆さんが「自分もライフワークを生きられるんだ」という確信を持って頂きたくてこの日を描きました。 * 7日間のプロセスを読み、実習に取り組むことで、皆さんは確実に自己肯定感があがり、自分らしい生き方を見つけて、そんな人生を生き始めることができると思っています。 読みやすく、分かりやすく書き上げたつもりですが、中身は非常に深いものだと思っています。 ぜひ、自分らしい人生を見つけるために本書を活用していただければ幸いです。
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「ついつい抱え込んでしまう人がもう無理!と思ったら読む本」(リベラル社)
¥1,320
「いろいろと頑張ってるのに全然報われない」 「頼まれると断れなくて色々なものを抱え込んでしまう」 「相手の気持ちを考えすぎて我慢ばかりしている」 「仕事でもプライベートでも頼られることばかりで疲れてしまう」 そんな方々を「抱え込み症候群」と名付け、さらに3つのタイプに分類しました。 〇自己肯定感が低いタイプ・・・自分を出せず、人の顔色を伺ってびくびくしてしまい、周りに流されやすい人。 〇敏感タイプ・・・空気や相手の気持ちを読み過ぎて自分を抑えてしまったり、他人を優先したりしやすい人。 〇しっかり者タイプ・・・優等生で子どもの頃から頑張り屋さん。自分のキャパ以上のものを抱え込みやすい人。 自分に当てはまりそうなものはありましたか? そんな方々がどうしたら抱え込み症候群を抜け出せるのか?を「ワーク」や「エクササイズ」を通じて体験していただくのが本書です。 簡単に取り組めるワークから、日常で実践していただきたいエクササイズもたくさん紹介させていただいています。 さらに、イラストや漫画がふんだんに入って読みやすい「イラスト&エッセイ」です。さらっと読める割に、内容は本格的できっと楽しんで頂けると思います。 ちなみにイラストには下記の人物がヒーローの如く登場します。 そう、私!!根本先生!!!(笑) ついに私もイラストとして書籍に登場する身分になりましたっ!! 【本書の概要】 例えば、 「一生懸命やっているのだけどどうも報われない」とか 「頑張っても頑張っても楽にならない」とか 「最近、なんだかやる気が出ない」とか 「頑張るのがばかばかしくなってきた」とか 「いつも人疲れしているような感じでオフタイムも元気が出ない」とか 「心がいつもモヤモヤしている」とか、 「ついSNSを見てしまって、他の人が元気よく投稿している記事を見てモヤっとする」とか、 そういう状態になっていませんか? あるいは、こんなことになっていませんか? 「甘いものやお酒が最近やめられないのよね~」 「ダイエットしようと思うんだけど、全然その気にならなくて」 「やめよう、やめようと思っているけどズルズル関係が続いちゃってる男の人がいて」 「ついイライラして後輩に当たっちゃうことが最近多いかもしれない」 「ちょっと部屋がヤバいことになってて、誰も家に入れられない状態」 「休日はメイクもほとんどせずにだらだら過ごしちゃっている」 「新しいことを始めたいんだけど、全然やる気が湧いてこない」 などなど。 「私がやらなきゃ」とか「何とかしなきゃ」とか「嫌だけど仕方ない」なんて言葉が口癖になっていませんか? これは立派な抱え込み症候群と言えます。 でも、どうしてそんな状態になってしまうのでしょう? 「ちゃんとしなきゃ」 「きちんとしなきゃ」 「人に迷惑かけちゃダメ」 そんな責任感が強い方は、つい頑張りすぎてしまう人。 でも、その自覚がなくて「もっとやらなきゃ」「他の人はもっと大変」「私ばっかり弱音を吐けない」みたいな厳しさを自分に向けると、 「ほんとうはしんどいのに、しんどいって言ってられない!! と自分をコントロールしてしまいます。 それって重たいですよね。 また、平和主義者な人はモメ事が嫌いです。 だから、「私さえ我慢すれば」って思いやすいでしょう? そうすると、グッと気持ちを我慢して、それもまた荷物になってしまいます。 * 周りの目を気にし過ぎたり、自分なんて大したことないという無価値感に縛られていたりすると、自己肯定感がダダ下がりになって、全然自分に自信が持てなくなります。 そうすると「何がしたいのか分からない」とか「転職したって何も変わらない」とか「状況なんてよくなるわけない」という思いが出て来て、未来に希望が描けなくなります。 ちょっと想像してみてください。 ** ある女性が荷物をたくさん背負って階段を登っているんです。 しんどそうなんだけど、歯を食いしばって笑顔を振りまいています。 誰かが「大丈夫?」って声をかけてくれます。 もちろん、彼女は「大丈夫よ」って返事します。 「ほんとに大丈夫?」って聞かれたら、精いっぱいの笑顔で「もちろん、大丈夫よ!心配してくれてありがとう!」くらいは言ってのけます。 そんな風にしているので、だんだん周りの人は声をかけられなくなっていきます。 さらに彼女は周りの人から期待されたり、自分から良かれと思ったりして、荷物をどんどん増やしていきます。 「自分にはこれくらいしかできないから」 「他の人はもっと頑張ってるから」 「私がここで倒れたら人に迷惑かけるから」 そんな呪文を呟きながら頑張っているんです。 ** あなたはそんな彼女を見たら、どうしてあげたいですか?何て声をかけてあげたいですか? その答えは、今のあなたに必要な言葉なのかもしれません。 * 良かれと思ってやっているのに、相手はあなたの思いに気付いてくれずに「全然報われない」結果が現れます。 でも、あなたはそれも仕方ないと思って、小さくため息をついてまた頑張ります。 そういう生き方、しんどくないでしょうか? もう、その荷物、下ろしてもいいんじゃないでしょうか? でも、そんなこと言われても「ほんとにいいの?」と思ったり、「どうやってやるのよ!」ってキレ気味に質問したくなったりしません?? その方法が細かく色々と書かれているのがこの本なわけです。 簡単な方法としては「ガマン量を見える化する」「自分のキャパを大きく見積もらない」「嫌なものは嫌って言う」「○○すべきって表現をやめる」などの方法もありますし、私がセッションやセミナーで使うワークも紹介しています。 例えば、自分が今抱えている仕事で嫌なものをメモ帳に1枚に一つずつ書き出します。 「月曜日の朝礼のために1時間早く出社するのが嫌」 「後輩がやった書類のチェックがめんどくさい」 「意味のない定例ミーティングが退屈」 「仕事中に上司からどうでもいいコピーを頼まれると殺意が湧く」 「5時過ぎてから仕事を持ってこられるのが嫌」 などなど。 それを一枚一枚破ってくしゃくしゃにして「いやじゃー!!」って叫びながらゴミ箱に捨てます。 なんか、それだけで心がすっきりしてくるから不思議です。 これ「感情の断捨離」と言ってもいい方法なんです。 あるいは、セミナーでもよくやる方法なのですが、ノートを一冊用意して「言いたいけれど言えなかったこと」を書き出します。 上記「 」内のようなことをただ書いていくだけでも、意外と気持ちはすっきりするものなのです。 まずは自分が抱え込んでいることに気付くことが最初ですが(たいてい、自分がそうなっている自覚がないことが多いですよね)、それに気付いたら、こうして手放していく方法はたくさんあるのです。 そして、さらに深い感情を扱う方法として「助けを求める」というセッションもあります。 実際に人に対してやるのはいきなり勇気がいるでしょう? まず最初は心の中で「助けて」という言葉を言ってみます。 それが言えたら次は「助けて」って言葉に出して言ってみます。 それができたら次は鏡(できれば姿見)に今の自分を映し出して、鏡の中の自分に「助けて」って言葉に出して言います。 できれば、10~20回くらいは言ってみるといいでしょう。 それだけで涙があふれてくる方がいらっしゃるかもしれません。 これもまた抱え込み過ぎた荷物を手放す方法です。 他にも本の中ではあれやこれやをたくさん紹介しているのでぜひ手に取ってお読みください。
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「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)
¥1,540
私にとっての人間関係を総まとめした1冊が完成しました。 人付き合いについてお伝えしたいことは全部書いた!と言っても過言ではない書です。 ぜひ、手に取ってお役立てくださいね! 私たちの悩みや問題のそのほとんどが「人間関係」によるもので、人間関係さえうまく行けば、きっとほとんどの悩みは解決されてしまいます。 恋愛や夫婦、家族はもちろん、仕事もお金も健康も人が介在するもの。 だから、カウンセリングの中でお伺いする話も、どうしたら解決するのか?というお話も「人」が中心。 とはいえ、SNSやネットの広がりもあって、近年はますます人付き合いに悩まされる機会が増えてきていると思うのです。 実は私もかつては人間関係で悩みまくっていた一人。 職場でもプライベートでも、なかなかうまく行かなくて凹むことしばし。 友人には「根本くんは悩むことが趣味だからねえ」なんて笑い話にされるほどでした。 そんな中、心理学を使ったり、色々な人と出会ったりする中で「自分なりの人付き合いの仕方」を学ぶようになりました。 私は基本、あまり友好的ではなく、一人でいることも好きなタイプ。 でも、寂しがりやだから、誰もいないところにいるのは嫌い。 性格はけっこうワガママというか自分勝手なところがあるので、周りを振り回すところがあり、その一方で、すごく気遣いで、いい人でいたいところがあるので、気疲れもよくしてました。 嫌われる怖れも強く、孤立化を怖れてました。 だから、頑張りすぎて疲れてしまったり、急に人を切ってしまうこともありました。 でも、結局は人が好き。 私が旅をするのも、あちこちの店に出入りするのも、「その人に会いたいから」が理由です。 人嫌いなのかも、と思っていた時代もあるけれど、今は逆に人に会うことが仕事で、それに喜びを感じています。 そんな私が自分自身の経験と、クライアントさんたちから得た知識を総合して一冊の本に纏めました。 「つまるところ、自分らしく人に接することが一番楽なのはもちろん、人間関係がうまく行く」ということをお伝えする本です。 それがこちら。(amazonのサイトにジャンプします) ↓ 敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法(フォレスト出版) この本でお伝えしたいこと。 私のブログや本でもよく出て来る「自分軸と他人軸」。 もし、あなたが他人軸で生きているならば、こんな思いがいつもあるはずです。 □あれこれ気を使い過ぎて疲れてしまう □人目を気にして自分を出せないことが多い □周りの人が自分のことをどう思っているのか気になる □人からの批判、否定、噂話などがすごく気になる □バカにされたり、見下されたりすることを怖れてる □いつも浮いているような気がする □自分を出すよりみんなに合わせることで疲れてしまう □期待に応えなきゃと頑張りすぎてしまう □言いたいことがあっても我慢することが多い □ほんとうの自分を見せると人から嫌われると思ってる □小さい頃から自分の意見を押し殺してきた □意見を求められると頭が真っ白になってしまう □周りに合わせて行動する方が安心する これは職場の人間関係でも、恋愛や夫婦関係でも、友達や趣味の仲間との付き合いでも同じこと。 さらに、人間関係の問題の一つに「境界線(バウンダリー)」があります。 □人との距離感がうまく掴めない □人と距離が縮まるのが怖い。 □はじめはいいけれど、だんだん付き合いが辛くなる □人と仲良くなるのに時間がかかる □親密になるとその人に振り回される □いつも人が遠く、孤立感を感じている □一人になりたくないけれど、みんなと一緒だと疲れてしまう あなたはいくつくらい当てはまりますか? 例えば、仕事では本来、自分に与えられた業務に打ち込み、成果を上げていくことが求められるわけですが、こうした不安や問題があると、人間関係の方に意識を取られて、本来の能力が発揮できなくなりますよね。 趣味で始めたものが人間関係がうまく行かなくて断念してしまう、というもったいないことが起きたり、友達に振り回されてしまって楽しいはずの休日が疲労感でいっぱいになることもあるかもしれません。 私のブログ・メルマガでもよく登場する恋愛・夫婦関係では、近い距離だけに、さらにそのパターンが強化されますよね。 パートナーに振り回されたり、顔色を伺い過ぎて自分を出せなかったり、自己肯定感が低くて相手にコントロールされたり、我慢ばかりしてしまって合わせることしかできなかったり。 そんな人間関係が「どうしたら自分らしく振る舞えるか?」に焦点を当てたのが本書です。 この本を通じて、こんなことを学んで頂けると思います。 〇なぜ、自分が人付き合いに疲れてしまうのかが分かる。 〇自分軸を確立するにはどうしたらいいのかが理解でき、実践できる。 〇人付き合いの基本となる母親との関係を見つめ直すことができる。 〇自分にとって心地よい、また、自分らしい人間関係を築く方法が分かる。 〇苦手な人、嫌いな人との付き合い方が理解出来て楽になる。 随所に私やクライアントさんの実例を織り込みながら読みやすい構成になっています。 とはいえ、今回の本は特に後半で「自分軸を確立したあと」のお話をしているので、人によっては若干、難しく感じられるかもしれません。 そのため自分軸を意識しながら、何度も読み返して頂くことを想定して書かせていただきました。 【本書の概要】 まず第1章では、人との距離感がうまくつかめない人によくあるパターンを紹介していきます。 人との間に境界線がうまく引けなかったり、スキルやテクニックに頼りすぎてしまったり、頭で考えすぎてしまうような自分を振り返りつつ、コミュニケーションの基本心理についてお話しています。 例えば、人は「言葉」だけで会話しているだけでなく、そのニュアンスや表情、仕草、そして、その人が放つ言語外の雰囲気などによってコミュニケーションをしています。 海外に行った際に、言葉は分からないけど何となく意思疎通ができた経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。 また、他人軸になってしまうことで「相手が先、自分が後」という意識になるので、どうしても受け身の姿勢となって、相手に振り回される現実が生まれます。 そうした心理について詳しくお話しています。 第2章では本書の中心的なテーマの一つである「自分軸と他人軸」について掘り下げています。 他人軸で生きている人にもいくつかのパターンがあります。 「Noが言えない人(Yesは言える)」 「Yesが言えない人(Noは言える)」 「YesもNoも言えない人」 例えば、Noが言えない人は、相手の意見に何でも従うとてもいい人です。だから、一見、人間関係は円滑なように感じます。しかし、相手に合わせているばかりなので、うまく行ってるけど疲れる、とか、都合のいい人になってしまったりします。 また、Yesが言えない人は、「違う」のは分かるんです。でも、「何が欲しいのか?」が分からないため、自分も混乱し、また、相手も混乱させてしまいます。 「何を考えてるのか分からない」と言われてしまいます。 さらに、YesもNoも言えない人は「自分がない」とふだんから感じてる方でしょう。 相手に合わせても疲れてしまうし、かといって自分がどうしたいのか分からないし、という状態で、自己嫌悪も著しくなります。 知らず知らずのうちに相手の地雷を踏んでイライラさせてしまうこともあるでしょう。 「いい人」で生きて来た方にはちょっと「痛い」お話ばかりかもしれませんね。 第3章ではどうしたら他人軸を手放して、自分軸で生きられるのか?の提案です。 本書の核の一つで、「自分軸を構築する方法」だと思ってお読みいただければ幸いです。 ここでは目次にもありますが、自分軸を確立する3つのアプローチを紹介しています。 さらに、私は人間関係を円滑にするためには「まず自分、そして、次に相手、その上で、2人の関係」という順番がいいと考えています。 他人軸になって人付き合いがうまく行かない人は順番が逆になってることが多いのですね。 「自分→相手→2人の関係」ではなく「相手→2人の関係→自分」のように、自分を後回しにしてしまうので、人付き合いに疲れてしまうのです。 そのためにまずは自分軸を確立し、そして、相手の気持ちを受け止め、そして、二人でどうするか?を考える「相互依存」のプロセスをここで紹介しています。 第4章では、私たちの人間関係に大きな影響を与えている「母親」との関係について深く掘り下げます。 私たちは様々なことを一番近い存在である母親から学びました。言葉や価値観、感じ方など、あらゆるものを母親との関係の中で学んできたのです。 人間関係がうまくいかない、とか、コミュニケーションが苦手、という方には思わず「お母さんとの関係はどうでしたか?」と聞いてしまうくらいです。 そのお母さんとの関係を改めて見つめ直し、そのお母さんから心理的に自由になることを事例を挟みつつ具体的に紹介してるのがこの章です。 そして、第5章では、いよいよ自分が心地よいと感じる他人との距離感の作り方について詳しいお話をしています。 実はここでは元々相手の気持ちを考えすぎて悩んでいた方には朗報が控えています。 というのも、他人軸でそれをしてしまうと人付き合いで疲れてしまうのですが、自分軸を確立した上で相手の気持ちを考えることは、円滑な人間関係を築くためにはとても役立つスキルになるのです。 そして、「与える」とか「信頼する」という私のブログやメルマガでもおなじみの言葉について学びんでいきます。 ここは少しレベルの高い話をさせていただいていますので、すぐには取っつきにくいこともあるかもしれません。 特に自分軸があいまいな状態でここで紹介してるスキルを使うと、かえって逆効果になることもあるのです。 従って、自分軸を意識しながら、何度も読み返して身に着けて頂くと、スムーズで、自分らしい人間関係が構築できるようになっているでしょう。 この章が本書における一番の軸になります。 第6章ではさらに一歩踏み込んで「嫌いな人」「苦手な人」とどう距離感を取り、付き合えばいいのかを4ステップに分けて紹介しています。 「いい人」をやっていると、ついつい相手に合わせたりして疲れてしまい、職場の苦手な人や、取引先の嫌いな人の存在で頭を悩ませることになります。 とはいえ、仕事やプライベートでの人間関係で「得意な人だけと付き合う」というのはなかなか難しいものです。 そこで、その人との関係性によって1~4のステップに分けてどう付き合えばいいのか?を提案しています。 苦手な人だけどたまにしか合わない人と、嫌いなんだけどいつも顔を合わせなきゃいけない人では、対応が変わるの、想像できますよね? さらに、「仲がいい」「気が合う」という関係性にも実は落とし穴が潜んでいることがあり、その点についても加えてお話させていただいています。 一番実用的なのはこの章かもしれませんね。 そして、最後の第7章では、いくつかの「あるある」な実例を取り上げて、皆さんの役に立てて頂こうと思っています。 職場での人間関係から嫁姑問題まで、皆さんの今に活かせるネタを用意させていただいたつもりです。 ぜひ、手に取って読んで頂いて、自分らしい、スムーズな人付き合いに役立てて頂ければと思います!
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「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
¥1,430
こんなこと、ありませんか??? ・人目が気になってびくびくしてしまう。 ・相手が自分のことをどう思っているかが不安になる。 ・人の顔色を窺ってしまうことが多い。 ・人から嫌われるのが怖い ・あとから「いけないこと言ってしまったんじゃないか?」と気になることがある。 ・人との距離が近づくと怖くなる(距離を空けたくなる) ・人と会った後、どっと疲れてしまうことがある。 ・人前で発言するのは緊張して苦手だ。 ・人に意見されると強く動揺することがある。 ・自分は勇気がない人間だと思う。 ・自分の意見を求められると頭が真っ白になってしまう。 ・相手にどう思われるかが気になって言いたいことが言えない。 ・失敗や間違えるのが怖くて思い切った行動ができない。 ・人の思いを優先して、自分の気持ちを我慢してしまう。 ・嫌われないように振る舞うため、嫌なことでも引き受けてしまう。(これを犠牲と言います) ・「自分がない」「自分がいない」という感覚がある。 ・いつも気持ち(心)に余裕がない。 ・自分がどうしたいのか、何をしたいのかが分からない。 ・周りの人の意見や行動に流されることが多い。 ・将来に対して漠然とした不安があって希望が持てない。 ・うまく人間関係を築けない。 こういう思いがある方々を本書では「敏感すぎる人」と呼んでます。 * 自己肯定感。ありのままの自分を肯定する感情。そのままの自分でOKと自分に許可が出せている状態。 カウンセリングやセミナーで多くの問題と接するうちに、「問題」そのものの背景に自己肯定感の低さが関係していることが分かってきました。 どんな問題が起きても、自己肯定感が高い人はそれを前向きに受け止めることができます。しかし、そうでない人は困惑し、不安になり、怖れに苛まれ、先が見えなくなります。 そもそも、そうしてそんな風に自己肯定感が低くなってしまうのか? どうしたら、それをアップすることができるのか? また、自己肯定感がアップするとどんな人生になるのか? 私はある意味、それをずっと研究してきたのかもしれません。 よくよく思えば私もずっといい子をして、人に気を使い、人の顔色を窺う優等生でした。 今からは想像もできねえ、という人もいるかもしれませんが、昔はそうだったんですよね。 それで、自分自身を見つめ直していくことをあれやこれやと頑張ってやってきたわけです。 そして、私自身の自己肯定感も少しは上がったべな、と思う頃から、そんなテーマのカウンセリング依頼が舞い込むようになったんです。 〇自分の身に起きたことをただ受け入れましょう。 ただ、そういうことがあったなあ、と自分を見つめ直すんです。 それは大切な友達の告白を聴くときのように、ただ、自分自身の体験を聴いてあげるのです。 子どもの頃、お母さんがあまり構ってくれなくて寂しかったなあ、とか。 学校で居場所がなくて辛かったなあ、とか。 それをダメとかいいとか判断することなく、ただ、それを「そういうことがあったよね」と耳を傾ける姿勢で受け入れる。。。 自己肯定感を高めるためには、そんな「ただ受け入れる」勇気が大切です。 〇「事実は変えられないが真実は変えられる」 起きてしまったことは変えられないけれど、そのできごとの意味付けや解釈は自分でできる、という意味です。 これはすなわち私がよくお話している「すべての問題は自作自演」というところに直結します。 旦那が浮気した、彼氏に振られた、会社を首になった、野良猫が捕まらない、ロックマンの厚い壁に跳ね返された、、、それは紛れもない「事実」かもしれません。目の前のダメ男が「お金貸してくれよ」と言ってきて、黙って財布を差し出している私がいるのも「事実」です。 でも、私たちはそれを「解釈」して生きています。その解釈が「その事実をどのように受け止めたか?」という「真実」であり、私たちはその「真実」に基づいて生きています。 旦那が浮気した、という事実を自己肯定感が高い人は「あら、私に足りないことがあったのかしら?言うてくれたらいいのに。」と解釈し、それを真実として捉えます。そして例えば、「あなたどうなさるの?あたしと別れるの?それとも指詰めるの?」さらっと言えたりします。 しかし、自己肯定感の低い人は「裏切り者ー!!なんてことをしてくれたの!!」と被害者という真実を作ったり、「ああ、やっぱり私ではダメなのね。女としてやっぱり魅力がないのね」と無価値感という真実を作ります。 会社にリストラされたことを「次のステップへのチャンス!」と捉える真実もあれば、「うわー、人生終わったわー」という真実に捉えることもできます。 その事実を前向きな真実に変えていくことが私たちには可能なのです。 〇自己承認 よくセミナーでもテーマになっています。 自己肯定感を高めるために、とても大切なこと。 実は2つ上の「ありのままを受け入れる」というのは、まさに自己承認の考えなのですが、ちょっと今日は区別して書いてます。 自分なりに頑張ってきたこと、ありますよね?結果が出なくても良かれと思って一生懸命やったこと、誰かの期待に応えるために頑張ったこと、いっぱいありますよね。 それは何かをすることだけでなく、何もしないことも含めて。(我慢するとか、ね) 自分を承認してあげるプロセスというのは、何においても自信につながるものです。 自己肯定感を上げるためには必須ですよね。 〇自分の価値を知る 誰もが素晴らしい価値を持ち、誰もが魅力を持っているのですが、それにはなかなか気付けません。 でも、ちょっと工夫すれば簡単に自分の価値をしることができるんです。 ああ、セミナーでもよくやるアレですよ。やったことがある方も多いと思います。 「あなたの周りにはどんな魅力を持った人が多いですか?」 この質問の答えが、すなわちあなたの魅力なわけです。 文句がある人は「心理学」に文句言うてください。投影の法則って心理学の基本の基本の概念を使えば、そうなっちゃうんです(笑) 〇自分を許す、誰かを許す。 私のブログでは「手放し」という言葉とほとんど似た言葉で使ってます。 自分を愛してくれなかったお母さんを許す。 自分を裏切った元カレを許す。 なかなか困難なように見えますが、一つ一つステップを踏んでいくことでそれが解決できます。 1.思いの丈をぶちまけましょう!(御恨み帳が必要な方はこちらからどうぞ!) 2.心をスッキリさせたら、相手を理解しましょう! 3.そして、最後は「感謝」しましょう! という3つのステップをよく紹介しています。 手放しワークも、許しのプロセスも、私の場合、基本このラインに乗って行います。 どれも難しく思えるものですが、チャレンジしていくとあることに気付きます。 「ああ、私、お母さんのこと、愛していたんだなあ」 ここに気付けて心が震えたら、それが許しが完了した合図。 大丈夫です。ほんとは難しくありません。旦那のこと愛してるから、怒ってるんです。彼氏のこと好きだから、許せないと思っているんです。だから、そこを少し工夫すれば、許し、手放すことができるんです。 〇人と適切な距離感を測る 自己肯定感を高めていくために有効なのが「私は私、あなたはあなた」という線引きです。 人との距離感が分からない、という人。 癒着体質な方。 嫌われるのが怖くて合わせてしまうことが多い人。 ぜひ試してください。その言葉を呟き続けるだけでも効果あります!すごいです!カウンセリングいりません!笑 私は良好な人間関係を構築するために必要なこととして、 1.自分を確立する(地に足を着ける) 2.相手との距離感を確立する(適切な距離感を取る) 3.相手が喜ぶことをしてあげる(与える) 4.相手の思いを受け取る という段階があると思ってます。 ところが、気を使い過ぎたり、顔色を失う人は、この順番がバラバラで、特に「1」が後回しになってしまうことが多いんです。 いきなり「3」から入ってしまって、出られなくなる人もいますね。 それは「与える」というよりは「犠牲」なのです。 また、「1」がきちんとできてないので、「2」がぐちゃぐちゃになってしまうと「自分を見失った」という状態になります。 そして「1~3」がぐちゃぐちゃなのにで「4」が全然できません。「嫌われてる」「愛されてない」と誤解ばかりです。 だから、「1」をまずはちゃんとして、その後で「2」に進みましょう、ということをよく訴えるわけです。 〇自己実現 そうして、今の自分の立ち位置を理解し、人との距離感が取れるようになると、自己肯定感も相当上がっていることが分かるでしょう。 そうすると、テーマは「自己実現」になります。 「あなたが本当にしたい事は何?」 マズローの欲求5段階説で言えば、最後の5番目ですね。いよいよ、人間としての本質を生きることになるのです。 私もこの言葉を繰り返し繰り返し自分にかけています。 そして、カウンセリングでも、その言葉をよくかけていますね。 * こうしたプロセスを本書では7日間に纏めました。 (全文公開中のプロローグから引用) 【1日目】「今」の自分に意識を向けていきます。 自分軸で考え、自己肯定感をあげるためには、今の自分の状況をまずは客観的に認識していくことが必要です。ポイントはただただ「今の自分」を感じること。 【2日目・3日目】 2日目と3日目は過去を掘り下げていきます。 他人に敏感すぎるようになった背景には、何か過去に原因があると考えます。 私の20年近いカウンセリングの経験をもとに、学校生活や恋愛、仕事や職場での出来事を振り返り(2日目)、さらに深く、人間関係の基礎となる家族関係にも注目し(3日目)、原因を探っていきます。 【4日目】 4日目は、主に自己肯定感について詳しくお話していきます。 自分軸で生きられるようになるためには、1~3日で自分に意識を向けたあと自己肯定感を高めることで自分軸が確立していきます。 ここでは自分を責めたり、否定したり、誰かと比べるのではなく、ありのままの自分で生きられるための考え方を身につけていきます。 【5日目】 5日目は4日目に確立した「自分軸」をもとに、他人とどのようにかかわっていけばいいのかを具体例を用いてお話していきます。 この日のテーマは「許し」です。敏感すぎる自分をつくった原因を「許す」ことが、自分軸で考え、他人とかかわっていくためには必要になってきます。 【6日目】 6日目は敏感さを武器にして人間関係を発展的に創造していくために必要なことをお話します。 5日目で「許し」によって敏感すぎる原因を癒し、自分軸で他人とかかわっていく方法を身につけたら、今度は、敏感さを自分の強みとして人間関係を創造的に構築していくポイントをお話しします。敏感すぎる人は人間関係を苦手と感じることが多いのですが、この敏感さをうまく活かすことができれば、人とかかわっていくことがむしろ得意になっていくはずです。 【7日目】 人は人間関係において充実感を感じ始めると、よりその関係を発展させるだけでなく、本当に自分がしたいこと、やりたいことを追求する自己実現欲求が芽生えてきます。 自分軸で考え、自己肯定感をあげたからといって、問題が起こらないわけではありません。 7日目は今後、自己肯定感を高く保ち続け、自分が本当にやりたいことを実現するために大切な「問題(悩み)に対する考え方」をお伝えしていきます。今後の人生で問題が起こっても自分らしくいられるよう、悩みや問題をどうとらえていいかお話していきます。
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「人間関係がスーッとラクになる 心の地雷を踏まないコツ・踏んだときのコツ」(日本実業出版社)
¥1,430
ついつい余計な一言を言って空気を悪くしてしまったり、 場にそぐわない発言をしてしまって浮いちゃったり、 良かれと思ってアドバイスしたら気分を害されたり、 一生懸命やってるんだけど相手からは誤解されたり、 距離を縮めようと親しく接してみたら壁を作られたり、 悪気なんて全然ないのに気が付けば相手を怒らせちゃったり、 そんなまっすぐで不器用で皆さんに贈ります。 26ケースの具体的な事例を取り上げて、心の地雷を踏まないためのポイント&踏んでしまったときの対処方法をお伝えしています。 例えば、 『「先輩、この間のプレゼン、ちょっとミスっちゃったんですって?大丈夫ですよ。次はうまく行きますから!」って励ますつもりで言ったらすごく不機嫌になってしまった。』 なんてケース、皆さん体験したことありませんか? どうしてこの発言が地雷を踏むことになるのか?何を気を付けたらよかったのか?そして、踏んでしまった地雷をどう処理すればいいのか?を心理学的見地から解説しています。 「空気を読むのが当たり前」な現代社会の中、「暗黙のルール」が張り巡らされた組織内で、どうしたら笑顔で生きて行けるのか?を書き下ろしました。 心の地雷を踏まないのが一番だけど現実的にそれは難しいから、踏んじゃった時にも大丈夫な自分になれますように、という思いを込めました。 人間関係がスーッと楽になる → 人間関係をもう頑張らないってこと。 地雷を踏んでも許される自分、引きずらない自分になる秘訣を書きました。 あ、でも、真面目に読まない方がいいですよ。窮屈になっちゃいますから。 「へえー、そうかー、ふーん。そうなのかー。」なんて感じで読むのが一番効果的。 そうすると潜在意識にしっかり記憶されて「あ、こういうことか!」と職場内で日常で実感できます!
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「愛されるのはどっち?」(リベラル社)
¥1,320
「男性に自分の気持ちを伝えるときは?」 A.角が立ってもはっきり伝える B.相手を立てながらそれとなく伝える 「男性を誘うならどんなメールを送るといい?」 A.今度○○に行かない? B.最近どうしてる? 「忙しそうな男性に頼みごとをするなら?」 A.どうしてもあなたにお願いしたいんだけど~ B.もしよかったらでいいんだけど~ 各節の冒頭にこんな2択のクイズ(?)問題(?)を出しています。 カンタンですよね~(笑) 感情的な女性に、思考的な男性。 マルチタスクな女性に、シングルタスクな男性。 オンリーワンを求める女性に、ナンバーワンになりたい男性。 優先順位を付ける女性と、バランスを求める男性。 変化が大切な女性と、安定志向の男性。 上書き保存の女性と、名前を付けて保存の男性。 お姫様になりたい女性と、ヒーローになりたい男性。 一点豪華主義な女性と、コレクターな男性。 「同じ」と思って接すると大失敗をしてしまいがちな男女関係を、私のカウンセラーとしての経験(プラス、ちょっとだけ男としての経験)を元に書き上げました。 【できるだけ読みやすく、分かりやすく】 【シンプルに、理屈っぽくならずにさらっと読める】 【だから、何度でも読み返せる】 【そして、使いやすい】 などのコンセプトで書き上げました。 ある方は「リビング用」と「お風呂用(笑)」で2冊お買い上げいただいたそうです。 すばらしい! 「さらっと読めて奥が深い内容」とお褒め頂いたので、なんか表彰してあげます(^^) ただ、問題なのは・・・あまりにさらっと読めるので、ふと立ち読みするだけで読み切ってしまえる可能性があるってことなんですよね。 表紙も「きれい」「かわいい」「女子好み」「おしゃれ」などの評価に加え、「これはかなりエロい(^^)」という感想も頂いてるので、いっそのこと袋とじにしちゃえば良かったでしょうか?(笑)
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御恨み帳5冊セット
¥4,950
お恨み帳はいろんなカウンセラーが勧めていて私もその一人なのですが、こんな書き方をすると効果があるよ、という話を私なりにさせていただこうと思います。 【お恨み帳を書く目的】 あなたは自分にこの許可を出しているでしょうか? 「怒ってもいい」 「恨んでも良い」 「憎しみを持ってもいい」 「許せなくてもいい」 そして、普段からこの感情を許せているでしょうか? 「めっちゃむかつく」 「あいつ、許せん」 「化けて出てやる!」 「呪い殺してやる!!!」 私の主要読者層である自立系武闘派女子の中には「突撃部隊」と称される非常に好戦的な集団がいます。 彼女たちはこうした怒りや恨みに対して敏感で、それを感じた途端に武器を手に取って敵陣に突っ込んでいきます。 このタイプの女性の方にとっては「お恨み帳を書くより前に本人にぶつけた方が早い」という思考の持ち主なので、お恨み帳はヤギのエサにしかなりません。 しかし、自立系武闘派女子も表向き控えめな「後方待機部隊」と呼ばれるグループがあり、彼女たちは直接的よりも間接的に怒りや恨みを晴らすので、別名「怨念部隊」「生霊部隊」などと呼ばれることもあります。 彼女たちは「怒るのはよくない」「感情的になると相手に迷惑をかける」「私さえ我慢すれば丸く収まる」などの呪文により、怒りを抑えたり、怒りを感じることを禁じたりするのですが、それだと恨み辛み憎しみイライラが募って生き辛くなります。 ましてやそれが人間関係の改善を目的とするプロセスであれば逆効果となり、仲良くしたいんだけどできない、許したいんだけど許せない、といった現実的な問題を作り出すのです。 そこで、そうした怒り恨みつらみ憎しみイライラを感じていること認め、受け入れ、それを吐き出す方法の一つとして「お恨み帳」を書くことを推薦しています。 他にも「藁人形を購入し、丑三つ時に五寸釘を打ち込む」「東京や大阪にある“お皿を投げてストレス解消できる居酒屋”に足繁く通う」といった直接的な方法や、スポーツで汗を流す、カラオケで歌いまくる等の健康的な方法などもありますが、ノートを持ち歩くだけでできるお恨み帳は身近な怒り解消法と言えます。 つまりは、怒りをうまく表現できない方が、その怒りを吐き出してすっきりさせる(心の整理をする)方法が「お恨み帳」というわけです。 なお、私のブログ/メルマガでは「御恨み帳」と表記することもあります。(どうでもいい情報です)(ちょっとネットショッピングっぽい書き方をしようとしたのですが、微妙に失敗しています)(そういうことに気付いても指摘しないのが大人の対応って奴ですよ) 【御恨み帳の書き方】 https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15692
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感謝のノート5冊セット
¥4,950
御恨み帳とセットで手放し・癒しを進められる「感謝のノート」です。 ネガティブな気持ちは御恨み帳に、感謝などポジティブな気持ちは「感謝のノート」に書き出すと効果的です!